インビザラインで1ヶ月マウスピースをつけ続けた感想

現在、妊娠6ヶ月ですが、妊娠前から準備していたインビザラインを用いた歯科矯正を、妊娠後から始めました。

1ヶ月前、初めてマウスピースをつけ始め、30つ用意されているマウスピースの内、2つを完了。最初のマウスピースから15日後に、2つ目のマウスピースに移行。つまり、ここまでの歯科矯正期間は約1ヶ月となります。

ここまでの感想として、見た目、着け心地、痛み、歯並びの変化、日常生活での不便などについて、実体験から綴りたいと思います。

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インビザラインのマウスピースって、どうやって準備されるの?

今回、インビザラインのマウスピース装着前には、当然、準備期間があります。

まず、上下の歯型をとります。そのデータは、担当歯医者より、アメリカのインビザライン社に送られます。約3週間後、その歯型データを元に、3Dの治療プランが届きます。

私の場合は、抜歯をした場合と、抜歯しない場合の2つの治療プランが届きました。

どちらのプランにするか、3ヶ月近く、悩みましたが、私の場合は「抜歯しないプラン」で進めることにしました。

ちなみに「抜歯なしプラン」の場合、マウスピース数は30つ(治療期間、約1年3ヶ月)。「抜歯ありプラン」の場合は、44つ(治療期間、約1年10ヶ月)でした。

「抜歯の有無」はかなり悩んだのですが、この辺りについては、こちらのブログで解説しています。最初は「抜歯あり」でいくつもりが、最終的には「抜歯なし」にしました。

プラン選択後

計画プランを選択後、治療開始の為、歯医者からインビザライン社にマウスピース作成を依頼します。

約1ヶ月後、歯医者から「マウスピース」が届いた旨の連絡を受け取り、歯医者予約を取り付けます。

最初の訪問では、マウスピースと取り付け方、外し方、手入れの仕方の説明がありました。当日につけてもらったマウスピースの他、次回の取り替え用マウスピース1つと、ケース等のセットを受け取り、次回の予約(1ヶ月先)をとり、初回の診察は終了です。

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立派なケースの中には、コンパクト型のマウスピースケースと、マウスピースクリーナーがセットになって入っています。

このマウスピースケースは、外出時に持ち歩いて、食事などで、取り外したマウスピースを入れています。

次回の予約前に、1度、マウスピースの取り替えがありますが、指定された日(最初のマウスピース装着から15日後)に、自分で取り替えます。

外したマウスピースは、元入っていたジップロックに入れ、治療が終了するまで保管しておきます。

インビザラインのマウスピースって、どんなの?

現在、3つ目のマウスピースを装着中です。

最初の2つは、インビザラインに慣れる為のマウスピースということで、私の歯の形と、全く同じ透明のマウスピースです。

後述しますが、これは装着も取り外しも、とても簡単です。

3つめ以降は、アタッチメント付きマウスピース

今回、歯医者での診察後、3つ目のマウスピースに移行したのですが、3つ目からは、同じように透明のマウスピースなのですが、1ミリ程度の出っ張りがついたアタッチメントがつきます。

なので、今回の歯医者の検診では、歯の表面にアタッチメントつける作業が行われました。具体的には、3つ目のマウスピース以降、アタッチメント部分として、マウスピースの表面に出っ張りがあります。

この出っ張りと同じ位置に、小さな白いアタッチメントが、歯の上に取り付けられます。

アタッチメントが取り付けられるのは、前から3番目の歯から、奥歯まで、全てに取り付けられます。つまり、前から見て上下4本以外、全てにアタッチメントがついています。

前方の歯には1つのアタッチメントですが、奥歯には、2つのアタッチメントがついています。ただし、銀歯には上手くつけられないようで、本来ならつけるはずのアタッチメントが、私の場合、銀歯部分だけ抜けてしまっています。

銀歯である、奥から二番目の歯の1つにだけアタッチメントがついていないことになります。今回、質問し逃してしまったのですが、ここにアタッチメントを取り付けないことは、歯の移動に影響しないかを質問してみようと思います。

私は、インビザラインは、最初2つのようなマウスピースだけで進めていくと思っていました。私の情報収集不足もあり、3つ目のマウスピースまで、アタッチメントを付けることは知りませんでした。

インビザラインで1ヶ月マウスピースをつけた感想

私は、今回の3つ目のマウスピースですが、最初の2つとは、全く、付け心地が違います。その辺りも含めて、この約1ヶ月の、マウスピース付け心地等について、早速、解説しますね。

見た目

アタッチメントのないマウスピース(最初の2つまで)の場合、他の人に、マウスピースをつけていることは、ほとんど気がつかれません。

過去にマウスピースをつけたことがある人、口元にコンプレックスがあり他の人を観察している人なら、気がつくかもしれませんね。

ただ、3つ目のマウスピースからは、アタッチメントが、かなり前方の歯(前から3本目)に付くので、マウスピースをしていても、していなくても、アタッチメントの出っ張りが、やや目立ちます。

アタッチメントは、歯と同じ色の白なので、遠目には見えませんが、近距離でおしゃべりする場合には、気がつかれるでしょう。

マウスピース装着時は、更に歯のシャャイン度合いが増して、個人的には、もっと少し目立つと思っています。

 

2つ目までは、ほぼ目立たない、気がつかれない
3つ目以降、近距離で気がつかれる

付け心地

初めてのマウスピースは、締め付け感と、歯が浮くような居心地の悪さ。ただ、締め付け感を感じるものの、痛さはありませんでした。その締め付け感も、ほんの数日で慣れたのか、歯が移動して締め付け感がなくなったのか、ほぼ気にならなくなります。

ただ、個人差があるようで、インビザラインのブロガーさんの記事を読むと、毎回ではないにしろ、初回やポイント、ポイントで「痛い」と表現される方も。

私の場合は、まだ3つ目のマウスピースですが、痛いと感じたことがありません。

それは、新しくマウスピースを交換した時も同じです。交換したばかりは、締め付け感を感じますが、すぐに慣れます。

口が閉まらない

締め心地の他には、最初のマウスピース装着時には「口が閉まらない」と感じました。マウスピースのプラスチック素材分、歯が大きくなっている訳で、そのせいか、かなり意識しないと口が閉まりません。

もともと、私は出っ歯ということもあり、口が閉まりづらいところがあります。なので、インビザライン 使用者全員が、同じ問題を抱えるとは思いませんが。

マウスピースのプラスチック分だけ、歯が大きくなる訳で、そのせいもあってか、元々、締めづらい私の口がもっと締め付けづらく。プラスチック分だけ歯が浮いた感じで、しっかりと嚙み合わせることができないのです。

最初のマウスピースの時は、口が閉まらないこともあり、唇が極度の乾燥。唇の皮が剥けてしまいました。リップクリーム必須です。

現在というと、以前のように口の閉まりづらさは感じません。私が慣れてきて、軽く歯に力を入れて締め付ける癖がついたこともあると思います。

締め付け感はあるが、痛くない
初回マウスピースのみ口が閉めづらく、唇が極度の乾燥

外した後の、感覚

マウスピース装着時よりも、外した後に軽い痛みを感じることがあります。

マウスピース取り外し直後は、ローラースケートやアイススケートの靴を履いて脱いだばかりの足の感覚のように、何だかんだ落ち着かない、違和感を感じます。

マウスピースを外すのは食事の時と思いますが、噛む時に軽い痛みを感じます。私は、特にリンゴなどの硬いものをかじる時に、前歯が痛くてかじれない時がありました。毎回ではありませんが。

また、マウスピースをして数日後、すでに歯が動いたせいか、噛み合わせが悪くなりました。それを、前回の歯医者検診で伝えたら、いたって普通の事との事です。これからも、歯は動くので、最終的には調整が必要と思います。

現在、マウスピースをして1ヶ月ちょっとですが、地の歯だと噛み合わせが悪いこともあり、とても居心地が悪いです。食事をしていても、歯に違和感を感じたり、噛み合わせが悪く、あまりきちんと噛めていない気がします。

マウスピースをしている方が、口内は楽に感じます。

 

取り外した地歯での、噛み合わせが悪くなる
地歯での食事が痛むことがある

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装着と、取り外し

食事などで、1日に数回、インビザラインの取り外しを行うと思います。

最初2つの、アタッチメントなしのマウスピースは、装着も取り外しも、いたって簡単です。数秒です。

ただ、3つ目のアタッチメントありのマウスピースから、取り外しが、とても困難になりました。まだ慣れていないことも手伝い、取り外しに苦戦。なかなか、取れません。上下外すのに、数分かかってしまうのが、現状です。

開けたままの口で、ごそごそとしても、なかなか取れないマウスピース。開けた口が痛いです。

また、取り外した後、歯自体にアタッチメントがついているので、口内を軽く傷つけてしまいます。口内で、アタッチメントが辺り、軽く痛いです。現在、傷ついた口内が、ミミズ腫れみたいになっています。これも慣れていく内に、口内の皮膚が強くなるのでしょうか?

マウスピースをしていれば、口内の皮膚を傷つけることはありません。

最初のマウスピースの時は、カフェに入った時に、トイレに行かずに、コソコソと客席でマウスピースを外すことができました。

アタッチメント付きの場合は、数秒ではなく、数分かかってしまうので、トイレで外さないと、見苦しい姿を公衆に晒すことになってしまいます。今後は、絶対に、トイレでの取り外しが必要です。

この取り外しが、非常に苦痛になったのが、3つ目のマウスピースからです。ほんのちょっとだけお菓子をつまむのが、取り外しが面倒で、できなくなりました。

また、取り外した時は「食事チャンス!」と意気込んでしまい、外している間に、必要以上に食べ過ぎてしまいます。本当は、お腹が落ち着いてから食べたり甘いものなど、メインの食事後に続けて食べたりと、満腹神経と反した食事の取り方をしているのが反省点です。

アタッチメントがついてからは、とにかく取り外しを考えると、ちょっと憂鬱です。

 

2つ目までは、取り外しは数秒で簡単
3つ目以降、取り外しが困難。数分かかる。口内を痛める。

装着は、楽

アタッチメントがついた後も、装着については数秒でできます。

ただ、アタッチメントがあるので、しっかり奥まで押して、はめ込んであげる必要があります。

歯磨きが面倒

ちょっと、つまむ程度に食べても、装着前には歯磨きをするのが面倒です。

料理をしていて味見とかも、面倒です。

歯が動いているので、歯に食べ物が詰まりやすくなっているので、虫歯予防の意味も込めて、歯磨きはした方が良いです。

ただ、コーラなど冷たい飲み物を外出先で飲んだ時などは、装着したままで飲むこともあれば、取り外しても、その後に歯磨きなしで装着することも。

マウスピースのお手入れ

装着前に、軽く水で流すだけの時もあれば、毛足が長めの歯ブラシで、汚れを落としてから装着することがあります。

前方の歯は、マウスピースの隙間が狭く、ブラシを使っていても上手く掃除できません。そういうこともあり、毛足が長いブラシを使うのが、コツです。その方が、狭いところにも入り、下まで届きます。

歯ブラシで磨いた後の歯に装着していても、長時間装着していると、なぜか内側も外側も汚れます。

歯磨き粉で磨いては駄目ということで、水だけでブラッシングしています。歯医者からは、食器用の洗剤を薦められ、一度、使ったのですが、小さな隙間に、洗剤が残っているような気がして、使っていません。

約2週間、マウスピースを使っていると、ブラシ洗浄をしているものの、全体的に黄ばみます。装着している時には、外目から黄ばみを感じないので、気にしていませんが。

新しいマウスピースに取り替えると、黄ばみない透明のマウスピースが気持ち良いです。

 

ブラシ洗いで大丈夫。ただし黄ばんでくる。
毛足の長いブラシがおすすめ

歯並びの変化

3Dシュミレーションの通りに動いているのなら、まずは奥歯から移動し、だんだん前歯が移動する段階に入ります。前歯の移動が始まるのは、半年後ぐらいです。

そういうこともあり、外見からは、まだ変化を感じません。

ただ、奥歯の噛み合わせが悪くなったり、今までなかった箇所に食べ物が挟まるようになりました。ということは、やはり、奥歯が動いていると感じます。

一番の目的である前歯が動き始めるのが楽しみです。

日常生活での不便

2つ目のマウスピースまでは、あまり不便を感じませんでしたが、3つ目にして不便を感じます。

それは、全て取り外しが辛いことです。数分かかりますし、取り外す時に口を開きすぎて痛い、外した後にアタッチメントが口内に辺り痛い、噛み合わせが悪くなり食事がしづらい点です。

時間と共に慣れると良いのですが、ここにきて急に取り外しが辛くなったので、つまみ食いや、ちょっとしたお菓子を食べることが面倒になりました。ちょっとチョコレートをつまむことができなく、寂しいです。

まだ、人との外出機会は少ないのですが、人と外出した時は、マウスピースを外すために数分、席を立つのが面倒です。

あと、スペインのバルやレストランでは、必ずしもいつもトイレがキレイとは限らないので、それを考えると、ちょっと憂鬱です。その点、日本は心配ないですね。

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次の検診では、ストリッピング?

今回は、自宅での交換用に2つのマウスピースを受け取りました。歯医者で装着した3つ目のマウスピースも」あるので、次回の検診まで、3から5までのマウスピースを装着することになります。

次回の検診では、抜歯しないでスペースを作るためのストリッピングが入ると思うのですが、、、。ストリッピングとは、歯の左右をわずかに削り隙間を作る技術です。

今後、どれくらい歯が動いていくか楽しみです。

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