インビザライン歯科矯正「抜歯」「抜歯なし」で迷っている方へ。私の結論は、、、

インビザライン 抜歯 体験談 ブログ

現在、妊娠6ヶ月ですが、妊娠前から準備していたインビザラインを用いた歯科矯正を、妊娠後から始めました。41歳の高齢からの歯科矯正でもあります。

最初に歯医者に、インビザラインの問い合わせをしてから、初めてマウスピースをつけるまで、半年近くかかってしまいました。

それというのも、インビザラインで歯科矯正をするのを決めていても、「抜歯あり」「抜歯なし」で進めるかで、とても悩んだからです。

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3D計画書が届いてから、抜歯するかで悩みまくる

インビザラインのマウスピース(アライナー)装着前には、当然、準備期間があります。

まず、上下の歯型をとります。そのデータは、担当歯医者より、アメリカのインビザライン社に送られます。約3週間後、その歯型データを元に、3Dの治療プランが届きます。

私の場合は、抜歯をした場合と、抜歯しない場合の2つの治療プランが届きました。

いろんな角度から確認ができる3Dプランは、段階ごとに、どの歯がどのように、どれくらい動くがシミレーションされていて、仕上がりの歯を、とても想像し易いです。これは、ワイヤー矯正にはない、インビザラインのメリットだと思っています。

素晴らしい技術を用いた3D計画書ではありますが、結局、どちらのプランにするか、3ヶ月近く、悩みました。

結果的には、抜歯しないプランで、進めることにしました

出っ歯治療が、一番の目的

私は、歯並び自体はさほど気にならないのですが、前歯2本が大きく、出っ歯なのが悩みです。

出っ歯を綺麗に収めるには、抜歯プランの方が効果がありそうだったのですが、一度抜歯した健康な歯は戻りません。

お金はかかるかもしれませんが、抜歯しないプランで思ったような見た目にならなかったら、もう一度、抜歯をして再チャレンジすることは可能です。

歯の3Dイメージはインビザラインから届いても、実際の顔がどのように変化するかは自分の頭の中のイメージだけです。

最初は、歯の動きだけを見た成果を重視し、抜歯プランにしようと思っていたのですが、健康な歯を4本抜歯することには、強い抵抗がありました。

そんなこともあり、抜歯プランと決めたつもりだった後も、歯医者に連絡できないまま、ズルズルと時間だけが経ってしまいました。

最終的に、夫に、悩むんだったら、失敗しても、修正できるチャンスがある「抜歯なしプラン」にしたらと背中を押され、やっと最終的な決心をすることができました。

プランを決めた後は、かなり心が軽くなりました。

セカンドオピニオン?

私の歯医者からは、どちらか一方のプランをお薦めされる訳ではなく、最終的に選択するのは、あくまでも私自身です。

今回の2つのプランですが、どちらにもメリットとリスクがあります。

いづれにも共通しているのは、歯の動きは3Dシュミレーターの通りにいくだろうが、顔の見た目までは保証できないこと。

「抜歯あり」の場合は、健康な歯の抜歯には抵抗があるかもしれないけれど、期待している効果が高いかもしれない。

「抜歯なし」の場合は、期待しているような効果が少ないかもしれないけれど、抜歯はしないので気持ち的に軽い気持ちで始めることができる。

メリットとデメリットの簡単な説明はあっても、先ほどの通り、決めるのは自分自身です。私の医師の場合、割とさっぱりした説明で、情報提供だけでした。コンサル風に、私の希望や目標をしっかり確認して、アドバイスをするタイプの医師ではありませんでした。

お金はかかるかもしれませんが、セカンドオピニオンを聞けば、もっと別のメリットとリスクを確認、その上でお薦めアドバイスをしてくれる歯医者さんも、いるかもしれませんね。ただ、私は行いませんでした。

とても参考になったブログ

今回、抜歯プランに進めなかった理由に、私が読んだ1つのブログがあります。

インビザラインをされている方のブログは多いのですが、割とポジティブが多い。その中で、プラン通りに実際には進行しないことへの焦りや、歯だけではなく全体の見た目への不安や不満を率直に書いているチャミさんのブログが目に止まりました。

チャミさんは、オーストラリア在住の28歳日本人女性です。インビザラインのプランを考える上で、すごく参考になったので、ここにブログのリンクもあげておきますね。

チャミさんは、私のように出っ歯治療が目的で、抜歯をしてインビザラインを開始しました。

まだ治療中ではありますが、ブログの各所で、抜歯したことをすごく後悔しています。

現在、2年弱ぐらいインビザラインで歯科矯正をしているようですが、上手く歯が動いていないようで、抜歯した隙間もなかなか埋まらず、苦戦しているようです。

抜歯して埋まらない隙間には、頑張って歯を動かして埋めるのではなく、人口歯を埋める案も出ているようです。そうなると、人口歯の購入費用もかかるし、抜歯を後悔する気持ちはわかります。

また、歯科矯正を始めて、歯が下に下がりすぎてしまったそうです(涙)

読んでいると、歯科矯正によって見た目や、歯の健康が台無しにされたような印象。見た目を良くするつもりが、始める前以上に、見た目を整えることに、苦戦しているような、、、、。

頑張れ、チャミさん!チャミさんの歯科矯正が、満足する形で終了しますように⭐️

インビザラインは、ワイヤー矯正のように目立たないで、簡単に歯科矯正できるというメリットばかり強調されがちですが、このブログからマイナスの面も知ることができるので、インビザラインをするかで悩む方には、参考になるブログだと思います。

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歯の動きだけではなく、見た目が大切。でも3Dだけでイメージできない、、、

ちなみに、抜歯した場合、歯の骨格自体が全体的に小さくなるので、口も小さく見える傾向があるそうです。

確かに、私が受け取った「抜歯ありプラン」では、4本の歯を抜くので、歯の骨格自体が、かなり小さくなります。なので、出っ歯が引っ込むだけではなく、顔全体の印象が変わってしまうよう。

ただ、私が今、イメージできるのは、現在の歯の骨格のまま、出っ歯が引っ込んだバージョンだけ。骨格が小さくなることで、どのように顔全体が変化するのかが想像できません。

一方「抜歯なしプラン」では、ストリッピングという方法で、歯を引っ込めるスペースを作るものの、左右に少し広がる程度で、全体的な骨格は同じような大きさです。

歯の引っ込みは、「抜歯ありプラン」と比べると、かなり少ないので、出っ歯の印象が残ったままかもしれないリスクはあります。

私の中では、何となく、完全に出っ歯は治らないと思うんですよね。そもそも、出っ歯だけというより、全体的に、口の骨格が前に出ているような気がするので。見た目は自己満足の世界ですので、自分が「ここまで」と満足できれば、実は、完全に治らなくても良いかとも思っています。

抜歯しないリスクより、抜歯するリスクの方が、修正が難しい点が怖いので。

今回の抜歯なしのインビザラインだけで、出っ歯が完治したら奇跡ぐらいに思っています。

とにかく、前歯2本が大きすぎるんですよね。これが、インプラントなどで、少し小さめ、そして歯の長さが短めだったら、かなり見た目がスッキリすると思うのですが。もしかしたら、インビザラインよりも、効果があるかも!?

でも、健康な前歯2本を、インプラントに変えるなんて、それも勇気が入りますよね。すでに、虫歯だらけの歯だったりしたら、そんな選択肢もあったりして。

美しさの基準は、見える歯の数!?

笑った時に、何本の歯が見えているかって、美しさの基準にもなるようです。

ただ抜歯をすると、歯の骨格が小さくなるので、見える歯の本数が減る傾向にあるようで、いわゆる美人度・ハンサム度が減少する可能性が。

歯科矯正を考える前には、スマイルと見える歯の関係性を考えたことがありませんでしたが、確かに、美しさやチャーミング度合いの基準である口元って、口の形よりも、見える歯で決まりますよね。

小さめな口でも、上品さが漂い、美しい人はたくさんいますが、わかりやすいチャーミングな笑いって、やっぱり見える歯が多く、そして綺麗な人のような気がしてきました。

確かに、私は出っ歯でありますが、歯がたくさん見えて、笑顔を褒められたりします。

私自身、前から見る笑顔は好きなのですが、横から見ると、口や歯が全体的に出ているのが、とても気になります。そんなこともあり、写真の横顔撮影は、超NGです!

「抜歯なし」が失敗となることも

インビザラインに限らず、歯科矯正において「抜歯あり」「抜歯なし」って、すごく悩むところだと思います。

「抜歯あり」で、思ったように歯科矯正が進行しないチャミさんのようなケースもありますが、逆に歯を取っておくことにこだわりすぎて「抜歯なし」がアダとなる場合もあるそうです。

やはり必要な抜歯というのはあるようで、口元全体が綺麗に収まります。「抜歯なし」で行った矯正歯科の失敗例としては、このサイトがとても参考になります。

個々のケースによって異なるので、本当に判断が難しいところだと思います。

信頼できる歯医者選びが、歯科矯正を成功させる一番のコツなのですが、この医者選び自体が、なかなか難しいですね。

必ず、複数の歯医者を訪問し、意見と治療方針を確認してみてくださいね。

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