今、最も注目中のライターさんが、山田ノジルさんです。
先月、出版された「呪われ女子に、なっていませんか? 本当は恐ろしい子宮系スピリチュアル」では、アメブロ・トップブロガー「子宮委員会はるな」や「布製ナプキン」などに挙げられる、子宮系スピリチャルをぶった斬りしているのが、なんとも爽快!
本の帯についているコメント「子宮の声でなく 医師の診断に 耳を傾けてください」と言う産婦人科医さんの言葉が、皮肉なジョークぽくて大好きです。
この本は、子宮系スピリチャルをぶった斬りしていますが、ノジルさんが追っているテーマは、子宮系女子、自然派育児&健康法、スピ系健康法ほか、何となく違和感を感じる〈謎物件〉です。
胎内記憶や、ブログで話題のカウンセラー心屋仁之助、自然派出産礼賛、『かみさまは小学5年生』のすみれちゃんなど、こちらも、ぶった斬りです。
私も、スピリチャル女子時期がありましたし、今もこの手のテーマが好きなことは認めます。ただ、あまりにも金やタレント業に走りすぎたグル達を見て、イライラ、モヤモヤしていました。
この手のブログからの成り上りグル達、耳に心地よい言葉を語るのですが、ノエルさんのレポートを読んでいると、盲目になっていた私の目を覚まさせてくれ「あれ?確かにおかしくないか??」と思わせてくれます。そして、遠慮ない痛快な言葉でぶった斬りしてくれるのが、本当に気持ち良い。
ノエルさんの記事は、こちらのサイトにて、たくさん掲載されているので、読んでみてくださいね。
この後、特に私が注目、興味を引いた記事4選を、私のビューポイントと共に紹介します!
山田ノジルさんが書いた、おすすめレポート記事
特に、私の興味をひいた記事は、こちらです。
老婆心から将来や現在が心配な、小学5年生チャネラー女子
電車で、この本の広告を見たのを覚えています!私は、このすみれちゃんの野暮臭さが、妙に印象に残ったのを覚えています。
ノジルさんのタイトルの通り「大人の期待に必死で答えようとする子どもの痛々しさ」。
スピママに押し上げられてしまった、すみれちゃんが、可哀想でもあります。こういう活動を、本の見た目のままでやっているとしたら、学校では相当、変人扱いされているだろうな〜。
お口も達者そうだから、男子からからかわれると、彼らをますます刺激するような、からかいたくなるような言葉で反撃しているんじゃないかしら?
流産、選んでないって!学びとかどうでも良いから、赤ちゃんを抱っこさせてよ!!!
心理カウンセラー心屋仁之助氏の解釈によると「流産は自分(妊婦)が辛い思いをすること」を望んだ(スピリチャル的な成長の為)となるらしい。
ちなみに、胎内記憶の池上先生の場合は、赤ちゃんが、お母さんや赤ちゃんのスピリチャル的な成長の為、最初から流産するのがわかっていても、お腹に宿ったことになります。
この手のブログ会グルが苦手なので、心理カウンセラー心屋仁之助氏の書物等は、全くフォローしていませんが、胎内記憶については、私が流産した時、自分を納得させる為に読みまくりました。
私は、第二子不育症で、4回の流産をしています。2回ぐらいの流産だったら、スピリチャル的に処理できますが、3回や4回の流産の後は「スピリチャル的な成長とかどうでも良いから、赤ちゃんを授けてくれ〜!!!」と本気で願います。
ましてや、心屋仁之助氏流に「自分が辛い思いをしたかった」なんて、全然、思えません!!!
これが、神様の計画だったら、意地悪すぎない??そんなに、4回の流産を与えても強制しない私のスピリチャルが、そんなに気にくわないのかしら???
胡散臭さの代表、子宮系
私が、山田ノジルさんを知ることになったきっかけの記事は、こちらです。子宮系スピリチャルが、どのようなものか理解するのにも、良い記事です。
複数の知人が、ブログ会スピリチャル・カウンセラーグルをフォローするFacebook投稿を頻繁に目にするようになったのは1年半ほど前の頃です。山田ノジルさんの記事から引用すれば、ちょうどこのような時期。
悪ノリがすぎる勢いでスピリチュアルな役目をメガ盛りしてきたのが、子宮トークで注目を集めんとするブロガーたちです。その筆頭が、子宮委員長はる氏。ちょうどそのころSNS文化が急速に発達し、一億総発信者時代となったことも大きいでしょう。
虚像のキラキラ生活をネット上にふりまく集客法が定番化し、ブロガーたちが謎のセミナーやセッションといった商売を展開しはじめ、スピリチュアルな子宮教ビジネスが広まっていきます。
1人ではなく、複数に同じような現象を見た為、気になって子宮委員長はる氏をチェックしたのを覚えています。その時の胡散臭さのショックというか、こういうビジネス手法があることに驚きすら感じました。
こういう怪しいビジネスは、ぜひ山田ノジルさんにめった斬りしてもらいたい!というか、すでに本でしてくれましたね。ありがとうございます!
日本のあるある「母乳信仰」
私も、一児の母なので、この母乳トピック、引っかかります。ここに出てくる桶谷式。私も、聞き憶えあります。
私は、母乳の出が悪い方で、常に母乳と粉ミルクの混合でしたし、生後8ヶ月前に、ほとんど出なくなってしまいました。
母乳がいっぱい出るママが、羨ましかったです。母乳が出ないと、母親失格みたいな気分にもなることもありました。
私の場合は、自然に出なくなってしまいましたが、日本だと自分都合で母乳を終わらせるのは論外!的なことありますよね。
私の夫は外国人なので、親戚は当然、外国人です。少し遠い親戚のママですが、1ヶ月で母乳をやめて粉ミルクですって。母乳が出なくなったからとかではなく「え〜、母乳大変でしょ」とカラリと言う彼女。自営業の彼女は仕事をしないといけませんし、誰かに頼める粉ミルクが合理的ですよね。
でも、仕事などの事情があるとしても、日本なら絶対に、搾乳で母乳冷凍でしょ!
この遠い親戚ママに限らず、結構、すぐに母乳をやめた外国人ママには、たくさん会いました。育休が3ヶ月〜6ヶ月が多いヨーロッパの国では、母乳信仰がそこまで強くありません。それよりも合理性の様子。
でも、オーガニック派やアースマザーだと、2歳過ぎまで母乳を与えている女性も、、、。正直、2歳児の母乳とか、私はちょっと気持ち悪くなってしまいます。
「粉ミルクだけで育った子は、母乳で育った子よりも、情緒が不安定」とか耳にしたことありませんか?子供とママとのスキンタッチが足りないから、赤ちゃんが愛情不足を感じ、情緒不安定になるという理論らしいです。母乳を継続したくてもできなかった母としては、なんかイラッとします。
この原則に従うと、粉ミルクで育つ子供が日本よりも多いヨーロッパの子供達は、情緒不安定が多いことになりますよね。でも、日本みたいな異常な犯罪や変質者などは、断然に少ないですよって!
失礼!ちょっとノジルさんの記事から、話がずれてしまいました。母乳が出なかったママだっただけに、過度な母乳信仰に反発したくなる、ちょっとしたトラウマ現象かな?(笑)
最後に伝えたいこと
私もスピリチャルが大好きな時期がありましたが、そういう人こそ、この本「呪われ女子に、なっていませんか? 本当は恐ろしい子宮系スピリチュアル」に書かれているようなカラクリを体感として感じることができるかもしれません。
裏の側面から冷静にスピリチャルビジネスを観察できます。なので、周りに既にスピリチャルにハマっている人。ハマりそうな人などにも、おすすめです。
スピリチャルを雑誌裏の星占い的な娯楽としているだけなら、エンターテイメントですが、高額な悪徳商法にハマらないでくださいね。この本で、誰かのお財布が散財から救われますように!
子宮系スピリチャルをフォローしても、あなたの魂は救われませんよ。それよりも、あなたのお財布を救ってあげてください。
スポンサーリンク
「コラム」関連記事
ブログ運営者ララが、感じること、考えること
コメント